オクダはこう思うの。

どんどん書くよ

【雑記】会社というシステムは代替可能に。

神田昌典氏は、2024年には会社がなくなると予言した。

はじめは何のことやらさっぱりだったが、最近分かる気がしてきた。
 
その要因はやはり「テクノロジー」である。
 
これまで何かを手に入れるには「市場」に参加する必要があった。
しかし、「市場」は誰でも気軽に参加できるわけではない。
 
参加するには、「信頼」が必要であり、
それを担保するために「会社」があるのだ。
 
オクダが個人で部品を買うよりも、
トヨタの看板背負って買い付けるほうが良いのは当たり前。
 
どこの馬の骨ともしれぬオクダと取引するよりも、
セカイのトヨタのほうが信頼度が圧倒的に違うので、
会社のが個人よりも有利であった。
 
また、投資家からお金を集めるにも、
個人より信頼がある会社が有利だ。
 
そもそも個人では株式市場から調達できないし、
個人債権も発行できない。
しかし、会社ならば、社債も発行できるし、
株式から資金調達も可能。
 
 
上記、要素からみていくと、
そもそも会社の役割とは、「信頼」にあるといえる。
 
ビフォーインターネットの時代では、
個人が市場から何かを調達することは、
不利でしかなかった。
 
だが、近年メルカリを筆頭にCtoCビジネスが盛んになってきており、
会社を通さずに、個人間で市場を使ってやり取りできるような時代になった。
もちろん、インターネットのおかげだ。
 
昔はローカル×ローカルで口コミで繋がっていたのが、
今では、ユーチューブに投稿すれば、世界中の人と繋がることができる。
SHOWROOMというサービスを使えば、
自分のファンから直接おひねりをもらうこともできる。
所属事務所という中間マージンを省くことができる感覚。
 
イーベイやヤフオクの例をあげると、
インターネット上では、各個人の信用度が履歴として残る。
なので、囚人のジレンマにおける裏切りはインターネット上では賢い選択ではなくなるのである。
 
こうして、今まで会社が担保してきた「信頼」については、
正直者が得をするシステムをインターネットが作り上げたので、
不要になった。
 
もはや個人で、「プラットフォーム」を利用すれば、
誰でも「市場」から「人」「モノ」「お金」を調達し、
「市場」で売ることができる時代。
 
だから、会社いらないよねって話。
 
 
もちろん、大規模な取引とかは残るけど、
会社というシステムが果たしてきた「信頼」の担保という役割を、
代替できる環境が整ってきたのは間違いない。